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2012年12月 3日 (月)

ドイツ三部作

森鴎外のドイツ三部作は、文系を志す受験生にとって必須の知識。「舞姫」「うたかたの記」「文づかい」のタイトルに加えて主人公やあらすじくらいは、そらんじていた方がいい。

  1. 舞姫 1890年1月刊
  2. うたかたの記 1890年8月刊
  3. 文づかい 1891年1月刊

「舞姫」はドイツ留学から帰って1年半後に発表されたデビュー作。いわば鴎外の「op1」だ。鴎外のベルリンでの経験が元になっている。op2とも言うべき「うたかたの記」は、ミュンヘンでの体験がベースにある。「文づかい」op3は、ライプチヒ・ドレスデンが描写の中心になっている。鴎外の留学中の滞在地ライプチヒ(ドレスデン)、ミュンヘン、ベルリンが三部作の1つ1つに棲み分けられている。しかもライプチヒ(ドレスデン)→ミュンヘン→ベルリンという滞在と逆の順序で作品が発表されている。

20代の鴎外はドイツの香気漂う三部作をもって文壇にデビューしたということだ。作品の中に日本人の主人公とドイツの人々を無理なく矛盾なくいきいきと並存させ、それらが鴎外自身が直接見聞きしたドイツの生の風景の中に、継ぎ目なく置かれている。多くの一般日本人にとって見知らぬ土地ドイツを舞台にすることで喚起されるロマン的叙情が、作品を貫く背骨になっている。

ブラームスの生前に発表された鴎外の小説はこの3つにとどまる。op4ともいうべき「半日」は1909年の作品だ。ドイツ三部作はブラームスが生きた時代のドイツを大文豪自ら切り取った代物である。

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