ブラームス神社

  • 道中安全祈願

おみくじ

  • テンプレート改訂しました

独逸日記

  • ドイツ鉄道博物館のおみやげ
    2012年3月28日から4月4日まで、次女の高校オケのドイツ公演を長男と追いかけた珍道中の記録。厳選写真で振り返る。

ビアライゼ

  • Schlenkerla
    自分で買い求めて賞味したビールの写真。ドイツとオーストリアの製品だけを厳選して掲載する。

カテゴリー

« セカンドの注意力 | トップページ | 実質4拍子 »

2012年12月18日 (火)

チェロのC線

チェロに限らず弦楽器は、決められたA音を基準に、耳で完全5度を聞き取りながら調弦することでピタゴラス音律になる。一方ピアノは平均律で調律されているから、この両者「A音」以外の音が厳密に一致することはない。

「A音」を基準に完全5度下の「D音」を取った場合、平均律のピアノよりは少しだけ低くなる計算だ。その「D音」を基準にさらに五度下の「G音」を取ればそのズレが堆積されることになる。ヴァイオリンは、G線で終わりだからまだマシともいえるが、チェロはヴィオラとともにさらに下のC線があるから、ズレが拡大してしまう。悪いことに最低弦のC音は、必要になったら解放弦を鳴らす以外に方法が無い。弦楽器奏者たちの耳に頼った微調整が出来ない。

次女たちが挑むブラームスのピアノ五重奏の第3楽章は、あろうことかそのチェロC線解放弦のモノローグで始まる。さらに印象的なトリオでもチェロの解放弦のC音が重要な役割を果たす。ピアノとの共存を前提とするピアノ五重奏だというのに、ブラームスはチェロC線解放弦の使用を恐れていない。

申し遅れましたがしばらくの間、スコアを御手許に開いて読むと、面白さがいっそう引き立ちます。

« セカンドの注意力 | トップページ | 実質4拍子 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: チェロのC線:

« セカンドの注意力 | トップページ | 実質4拍子 »

フォト

ブラームスの辞書写真集

  • Img_0012
    はじめての自費出版作品「ブラームスの辞書」の姿を公開します。 カバーも表紙もブラウン基調にしました。 A5判、上製本、400ページの厚みをご覧ください。
2020年6月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
無料ブログはココログ