ビスマルクいろはガルタ
次女のオーケストラネタの奔流に呑み込まれ気味のビスマルク特集。これを蘇生させるための力技。いやはやまさかビスマルクでカルタとは我ながら驚いた。ブラームス、ドヴォルザークに継ぐカルタ第3弾をお送りする。
ルールはいつもの通り。
- 五七五の俳句調
- 濁点半濁点を含む68句。
- 「ビスマルク」という言葉を使わない。
<ビスマルクいろはガルタ>
- い イギリスは攻めて来ないとタカくくり
- ろ ロッキーの麓ダコタに名前貸す
- は 半熟の卵をのせて食べたがる
- ば バチカンと我慢我慢の根競べ
- ぱ パリの街撃つや撃たぬで大議論
- に 日本の留守の事情を心配し
- ほ 本当は緩くつるんでいたいだけ
- ぼ 暴漢に2度襲われて助かった
- ぽ ポムメルンヴァルツィンは今ポーランド
- へ ヘルベルト嫡男ゆゑの辛苦あり
- ベ ベルリンとハンブルクでも名誉市民
- ペ ペイしない植民地など儲からぬ
- と トラブルは次の一手のとっかかり
- ど ドイツでは何はともあれ参謀本部
- ち 蓄音の宣伝代わり声遺す
- り 理屈抜きシャンパンだけはおフランス
- ぬ 塗り残す陸地が無いとあきらめた
- る ルートヴィヒ2世手玉にとる手紙
- わ 忘れるな賢者歴史に学ぶもの
- か カノッサに俺は行かぬと啖呵切る
- が 学生の牢に落書きまだ読める
- よ ヨハンナのそばに行けると目を閉じた
- た タクシスの郵便馬車を買い取った
- だ 誰にでもすぐに喧嘩を吹っかける
- れ 連戦を勝ち抜く支度出来ていた
- そ 総選挙決戦の日が投票日
- ぞ 続々とサドヴァの野辺にプロイセン
- つ 疲れ果て帰るフリードリヒスルー
- ね 熱冷ます暇を与えぬ3連勝
- な 名も知らぬ南の島に名前付く
- ら ラスカーと丁々発止やりあった
- む 息子たちやっぱり父にかなわない
- う ウィーンを攻めちゃならぬと体張る
- ヴ ヴェルサイユ鏡の間にて国起きる
- の ノイシヴァンシュタイン城の足しにして
- お 乙女らに鉄血宰相気後れし
- く 首を賭け辞任覚悟の大芝居
- ぐ 軍事費を事後承諾で無理通す
- や やすやすと英仏墺露ごぼう抜き
- ま マリーとは実は心で惹かれあい
- け 決闘を25回もやらかした
- げ 逆鱗に触れて王国取り潰し
- ふ ふくだもなフランスよりも手強そう
- ぶ ブラジルのサッカー選手に確かいた
- ぷ プロイセンやがてドイツに呑み込まれ
- こ 皇帝を捕虜にした日が記念日に
- ご ご自分でお決めなさいと突き放し
- え 演説にメロメロ岩倉使節団
- て 鉄と血を集めて速しエルベ川
- で 電文を少し略してけしかけた
- あ アウグスタ王妃は罷免出来かねる
- さ 傘寿来て演説集を出版す
- ざ 残念だ藻屑と消えし最強艦
- き 気にしないロシアが南下してきても
- ぎ ギリギリの密約外交お手のもの
- ゆ 指環には呼ばれたけれどドタキャンし
- め 目を覚ませ今鉄道は国家なり
- み 道ならぬ恋の相手の紹介で
- し 新帝と国を賭けての大喧嘩
- じ 条約でがんじがらめの平和主義
- ひ 人々が馬を放ちて馬車を曳く
- び びっくりだまさかカルタになるなんで
- も モルトケに葉巻を2本差し出した
- せ 千年のハプスブルクに引導を
- ぜ ゼメリンク峠で一度死にかけた
- す スタウトをシャンパンで割るお気に入り
- ず 頭が高いユンカー様のお通りだ
あけましておめでとうございます。
またまた愛車のメーター。今年は地味にブラームス生誕180年だ。
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