ザルツカンマーグート
「Salzkammergut」と綴る。観光立国オーストリアの屋台骨を支える大景勝地だ。モーツアルトの生地ザルツブルクからブラームスゆかりの保養地イシュルにかけて広がる地域だ。1862年にブラームスは父を連れてこの地方を旅行した。1箇所の滞在ではなくあくまでも旅行だ。
地名の冒頭に「Salz」がある。それもそのはずで、今でこそ大観光地なのだが、同時に塩生産の大拠点でもあった。ハル、ハルシュタット、ハライン、ライヒェンハル、ザルツブルク、ザルツァッハ川などそれらしき地名が意味ありげに密集する。
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