鴎外の足跡
鴎外のドイツ留学は、その居住地により4つに分割できる。古い順にライプチヒ、ドレスデン、ミュンヒェン、ベルリンだ。国で申せば「ザクセン」「バイエルン」「プロイセン」になる。ちゃんと下宿を構えたのが4つの街。ベルリンでは2度転居している。それではその4都市以外で鴎外が宿泊した街を以下に列挙する。
- マルセイユ
- パリ
- ムルデの東 演習見学の際、いくつかの小村に宿泊。
- ヴュルツブルク
- カールスルーエ
- ウィーン
- レオニー シュタルンベルク湖のリゾート
- シュタルンベルク 湖畔のリゾート
- アムステルダム 帰路立ち寄って宿泊した。
- ロンドン 同じく帰路立ち寄って宿泊。
このほかは夜行列車の中や、演習中の露営があった。そうブラームスの故郷ハンブルクは全く蚊帳の外だ。訪問・宿泊はおろか通過もしていない。独逸日記でたった1箇所ハンブルクが言及されるが、「知人がハンブルクから手紙をよこした」という1887年1月2日の記述だけだ。
« フリードリヒ大王 | トップページ | 旅の交点 »
« フリードリヒ大王 | トップページ | 旅の交点 »
コメント