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2013年2月21日 (木)

水源語尾

記事「4分水嶺」で基幹河川エルベ、ドナウ、ラインの一部水源がごくごく狭い地区に集中していることを発見して驚喜した。他にもそういう例が無いかと愛用のドイツ道路地図で調べてみた。これらの水源の地名は案の定巻末索引では漏れている。道路らしい道路が通じていないから、ドライバーの直接の目的地にはなりにくいので仕方が無い。地図上で川をたどって探すしか方法が無い。

これが意外と難しい。道路地図だから道路をやけに強調して描いてある。最上流の河川の標記の細さに比べると極太だ。気を張っていないとすぐに河川を見失う。

以下ドイツの有力河川の水源が地図上でどう標記されているか列挙する。水源がドイツ国内になる場合に限った。

<ライン川水系>

  1. Ruhrquelle 場所の説明が厄介。有名な町が近所に無いほどの田舎。パデルボルンの南65kmの山の中と申しても役に立つまい。デュイスブルクでライン川に合流する。流域はドイツ最大の重工業地帯で、川の名前をとってルール工業地帯と呼ばれる。受験生の基本である。
  2. Lahnquelle マールブルクの西北西約40km。Ederquelleの南約5kmだ。水源を出ると東に流れマールブルクを経てコブレンツの少し南でライン川に合流する。
  3. Siegenquelle 上記2Lahnquelleの北わずか3kmの位置。西に流れ出てボンの北でライン川に合流する。
  4. Rotermainursprung バイロイトの南西約10km。マイン川の源泉の一つ。いわゆる「赤マイン」だ。
  5. Weissmainquelle バイロイトの北西約30km。マイン川の源泉。こちらは「白マイン」
  6. Neckerursprung フライブルクの東約60km。北流してテュービンゲン、シュトゥットガルト、ハイデルベルクを経てマンハイムでライン川に合流する。

<ヴェッサー川水系>

  1. Ederquelle ライン川水系のLahnquelleやSiegenquelleに程近い。東に流れ出て、カッセル南郊でフルダ川に流れ込む。
  2. Fuldaquelle フルダの南東約25km。すぐに北西のフルダに向かいこれを貫いて北流しカッセル南郊でエデル川を集めてさらに北流。ムンデンでヴェッサー川に注ぐ。
  3. Werraquelle 第4交響曲初演のマイニンゲンの東南東約45km。西に流れ出てマイニンゲンを経て北上。バッハの故郷アイゼナハを東に見てムンデンでフルダ川を集めてひたすら北に。ヴェッサー川に名前を変えてブレーメンを通って北海に出る。
  4. Ilsequelle ゲッティンゲンの北東約75km。ワルプルギス「魔女の宴会」で名高いブロッケン山頂の南東2km。ここから北に40kmイルゼ川として流れてからオケル川に合流する。そのオケル川はツェレ近郊でアレル川に注ぐ。最後はヴェッサー川となってブレーメンから北海に至る。

<エルベ川水系>

  1. Egerquelle バイロイトの北西約30km。「ドイツのヘソ」に発して東流を始めると、すぐにチェコ領に入る。ブラームスが鉱泉治療に赴いたカルルスバートを経て、プラハの北でエルベ川に注ぐ。
  2. Saalequelle 上記1Egerquelleのわずか4km北にある。すぐに北に流れ出し、イェーナ、ハレを経てマグデブルク南郊でエルベ本流に注ぐ。

<ドナウ川水系>

  1. Brequelle(DonauUrsprung) フライブルクの東約30km。カッコ書きがまぶしいドナウ川の水源。数あるドナウ水源の中でもっとも西にある。ライン川の本流まで直線距離で43kmほどしかない。この水源から流れ出た直後はまだドナウとは言われていない。30kmほど下流で数本の川が合流して以降、ドナウと呼ばれるようなる。また愛用の地図上では2mmほど西に別の川の水源がある。こちらには特に地名は書かれていないが、これを下流にたどるとエルツ川(Erz)となってライン川に注ぐ。このあたりまさに分水嶺になっている。
  2. Fichelnaabquelle バイロイトの北西約30kmいわゆる「ドイツのヘソ」にある4水源の一つ。ほぼまっすぐに南流を続けレーゲンスブルクでドナウ川に注ぐ。

北ドイツの川は大小さまざまの湖水が源であることが多くて地名語尾「quelle」に遭遇することは少ない。

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