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2013年2月24日 (日)

橋とウムラウト

「Brucke」(uはウムラウト)は「橋」だ。塩、泉ネタからの流れで川のネタで盛り上がったから今度は橋である。複数形「brucken」が地名語尾になっている。ザールラント州の都「Saarbrucken」が名高い一方、オーストリアの「Innsbruck」は「イン川の橋」で良いのだと思うが、ウムラウトが脱落している。念のため調べてみると、オーストリア領内では全て、ウムラウトの脱落が起きている。

ドイツを調べた。ドイツ国内で「オーストリア型のウムラウト無し」が見られるのはバイエルン州に限られる。しかも全てドナウの南だ。

何とこれには不気味な符合がある。バイエルン方言の特徴として「u」のウムラウトが回避されることがしばしば起きる。だから標記上もウムラウトが消されたと解し得る。オーストリア方言はバイエルン方言を母体にしていることからもこの分布が説明出来てしまう。

地名分布と方言がきれいにシンクロする。

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