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2013年2月22日 (金)

ドイツ島

私の住む千葉県は東京湾と太平洋に挟まれている。よく見ると北の茨城県とは利根川を隔てている。埼玉県や東京都とは江戸川を隔てている。利根川と江戸川は関宿付近で繋がっているから、周囲全てが川または海になっている。その意味で千葉県が島に見えなくもない。

千葉県ほど極端ではないが、ドイツも同様な意味で島だと感じる。海は北側に北海があるだけだが、西はライン川、東はエルベ川、南はドナウ川に囲まれている。

ドナウ川の源流はシュヴァルツヴァルトの中フライブルク付近。ライン川とは30kmほどしか離れていない。そのドナウ川がオーストリアに流れ込む付近のわずか30km北方、チェコとの国境をなすシュマバの森にモルダウ川の源流がある。プラハを貫通した後エルベとなる大河だ。これら3本の川の内側が本質的な意味でのドイツなのではあるまいか。

プロイセンの台頭を支えた2人、ビスマルクとモルトケは、性格的になじんでいたとはいえないが、全く別のアプローチから同じ結論に達していた。

ドイツは仏露墺という3つの列強と接していながら、その国境地帯には地形的な要害が存在しないという認識で一致していた。大河ライン、エルベ、ドナウといえども、その気になった列強にとっては大した障害にはならないと思っていた。

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