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2013年2月26日 (火)

橋を架けぬ訳

江戸時代までは、川があっても橋を架けないことがあった。国防上の理由である。大きな川ともなるとそこに防衛上の拠点が設定出来るということなのだ。現在ではもちろんそうした視点は薄れ、交通の利便上の要請から橋が架けられる。

ドイツではどうなっているのだろう。ロベルト・シューマンのライン川への投身はデュッセルドルフの橋が舞台だった。ライン、エルベ、ドナウの3河川について愛用の道路地図で調べてみた。

  1. ライン川 スイス・ボーデン湖からバーゼルを経てカールスルーエ辺りまでは、およそ10kmに一つの割で橋がある。ライン川がフランスとの国境を形成しているにも関わらずほぼコンスタントに橋が架かる。異例なのはその先、マインツを最後にコブレンツまで75km、橋が架けれていない。思うにこれは景観配慮の結果だ。その75kmは名高いライン川クルーズのコースだ。景観上橋は邪魔である。コブレンツを過ぎるとまた10kmに1個のペースに戻る。オランダ領に抜けるまでずっとこの調子である。
  2. エルベ川 驚いたことにハンブルク以北70kmに橋が架けられていない。川を跨ぐ通行の利便よりは、ハンブルクの港湾機能が優先されていると見た。ハンブルクより上流には橋が架けられてはいるものの、ライン川の頻度よりは落ちて、20kmから30kmに1本となる。特にヴィッテンベルクからシュテンダールの間60Kmの空白が目立つ。その後マグデブルクを経てチェコ領にいたるまでまた20~30kmに1本に落ち着く。
  3. ドナウ川 パッサウより上流のドイツ領内においては、ほぼ15kmに1本だ。ごくごく大雑把に申せば、ドイツ領内のドナウ川は古来国境線になっていない。ドナウの北も南もバイエルンだ。この川が防衛線だったのはローマ時代の話である。ラインやエルベに見られた長大な空白が存在しない。

こういう調べ物には、道路地図が便利である。

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