ブラームス神社

  • 道中安全祈願

おみくじ

  • テンプレート改訂しました

独逸日記

  • ドイツ鉄道博物館のおみやげ
    2012年3月28日から4月4日まで、次女の高校オケのドイツ公演を長男と追いかけた珍道中の記録。厳選写真で振り返る。

ビアライゼ

  • Schlenkerla
    自分で買い求めて賞味したビールの写真。ドイツとオーストリアの製品だけを厳選して掲載する。

カテゴリー

« 白い川 | トップページ | 赤マイン白マイン »

2013年2月13日 (水)

ドイツ人教皇

昨日、今月末をもって退任を発表した現ローマ教皇ベネディクトス16世は、ドイツ・バイエルンの出身だ。ベートーヴェンやモーツアルトに親しむほか、バイエルンミュンヘンのサポーターでもあるらしい。驚くなかれ、彼はおよそ950年ぶりのドイツ人教皇だったという。退任の報に接してメルケル首相が早々に声明を出すだけのことはあるのだ。以下にドイツ出身の教皇を列挙する。

  1. ヨハネス12世 955年
  2. グレゴリウス5世 996年
  3. クレメンス2世 1046年
  4. ダマスス2世 1048年
  5. レオ9世 1049年
  6. ヴィクトール2世 1055年
  7. ステファヌス10世 1057年
  8. ニコラウス2世 1058年
  9. ベネディクト16世 2005年

以上9名。同じ名前の重複が無いのははたして偶然か。そもそも「ドイツ人」の概念が遡れば遡るほど曖昧だ。これらの教皇たちの出身地が、現在の地図に照らしてドイツだというくらいのオチも十分あり得る。就任後の名前はみなローマ風になるから、ドイツ人の名前としては浮いている。

最初のドイツ人教皇がヨハネスだったというシャープなオチだと喜んでいる場合ではなかった。実は530年に就任したボニファティウス2世が怪しい。彼はローマ生まれのゲルマン人ということになっている。ゲルマン人というのが現代のドイツ人とは違う概念だとは承知の上なのだが、なんだかこれを最初のドイツ人教皇に認定したいくらいである。 

地名には何の関係もないがつい。

« 白い川 | トップページ | 赤マイン白マイン »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ドイツ人教皇:

« 白い川 | トップページ | 赤マイン白マイン »

フォト

ブラームスの辞書写真集

  • Img_0012
    はじめての自費出版作品「ブラームスの辞書」の姿を公開します。 カバーも表紙もブラウン基調にしました。 A5判、上製本、400ページの厚みをご覧ください。
2025年1月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ