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2013年3月 6日 (水)

ビュージンゲン

地名語尾「ingen」は、「~の土地」を意味するメジャーな地名語尾だが、シュヴァーベン地方にとりわけ濃厚に分布する。「ビュージンゲン」は「Busingen」(uはウムラウト)と綴られる南部の街だ。

ボーデン湖から流れ出るライン川だが、バーゼルまでは西に流れる。その間不思議なことに一部でスイス領がライン川の北側にはみ出している。シャフハウゼン地区がその代表だ。スイス領がドイツ領を侵食しているように見える。シャフハウゼン地区はせっかく大きくドイツ側にせり出しているのに、その中にドイツ領が小島のように孤立している地区がある。それが本日のお題「ビュージンゲン」地区だ。スイス領に囲まれたドイツの飛び地だ。囲んでいるスイス領(シャフハウゼン)自体もライン川とドイツ領に囲まれているから、複合飛び地に見える。

ビュージンゲン地区は第一次大戦後に、スイスへの帰属が住民投票で可決されたが、スイスが代替地を用意できなかったためにそのままドイツ領として残ったという経緯がある。住民は皆スイス領シャフハウゼンに依存して生活しているのだが、用いられる言葉はドイツ語になっている。

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