地名樹種
昨日の記事「森の分類」では地名語尾によって森を分類した。本日は地名に現われる樹種を一覧化する。今回は地名語尾とは限らない。
- ahorn カエデ
- birke カンバ。
- buch ブナ。本来はBucheだが地名では語尾の「e」がしばしば落ちる。
- eibe イチイ。Eibenstock
- eich ミズナラ、オーク
- esche トネリコ。
- erle ハンノキ
- fichte トウヒ
- hesel ハシバミ
- kiefer 松
- linde 菩提樹
- tanne 樅
- ulme ニレ。
- weide 柳
項目の色分けは何のことだかお分かりだろうか。緑文字が広葉樹で、青文字が針葉樹。現在のドイツの森は針葉樹が多いが、地名への残存を見ると広葉樹優位である。それが過去のドイツの植生の反映かもしれない。
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