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2013年3月23日 (土)

牝馬の庭

バーデンビュルテンベルク州の都はシュトゥットガルトだ。Stuttgartと綴る。地名語尾「gart」は「garten」の語尾脱落と解されているから、意味としては「庭」「牧場」だ。「Stutt」は「牝馬」なので合わせて「牝馬の庭」とでも解されよう。

シュトゥトガルト市のエンブレムには「馬」が描かれている。後足で立つ馬だなどと申し上げるよりは、「ポルシェ」のエンブレムの中央に描かれている馬と説明した方が早くて確実だ。ポルシェ社は本社所在地の市章を自社のエンブレムに借用しているということだ。

さらに自動車レースの世界ではポルシェとともに抜きん出た存在のフェラーリがある。実はこのフェラーリ社の社章も「後足で立つ馬」である。紆余曲折もあってイタリアメーカーなのにシュトゥットガルト市の紋章が用いられている。創立者エンツォ・フェラーリが、まだレーサーだった頃、お守りとして車につけていたマークが、シュトットガルト市の紋章だったという由来が伝えられている。細かく見るとポルシェの馬より、フェラーリの馬の方が直立に近い感じがする。

どうもシュトゥットガルトは自動車に縁がある。点火プラグや電子部品のボシュ、座席のトップメーカーであるレカロ社の本社もシュトゥットガルトだ。

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