Burg Hohenzollern
「ホーエンツォレルン城」という古城がある。南部テュービンゲンの西南西約25kmのヘヒンゲンという町の郊外だ。プロイセン王家ホーエンツォレルン家発祥の地である。11世紀にこの地を治めたツォレルン伯爵の居城である。「ツォレルン」の前に「ホーエン」が付いたのは14世紀のことである。
ツォレルン伯爵の長男コンラート1世がニュルンベルク近郊とバイロイト近郊に所領を得て、やがてこれがプロイセン王家に繋がる。プロイセンと言えば北ドイツというイメージだが、実はその起源はシュヴァーベンにあった。
コンラート1世が得たバイロイト近郊の領地こそが、記事「ドイツのヘソ」で言及した水源地帯だった。
スペシャルコンサートまであと27日。
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