ブラームス神社

  • 道中安全祈願

おみくじ

  • テンプレート改訂しました

独逸日記

  • ドイツ鉄道博物館のおみやげ
    2012年3月28日から4月4日まで、次女の高校オケのドイツ公演を長男と追いかけた珍道中の記録。厳選写真で振り返る。

ビアライゼ

  • Schlenkerla
    自分で買い求めて賞味したビールの写真。ドイツとオーストリアの製品だけを厳選して掲載する。

カテゴリー

« ブルクとシュロス | トップページ | Burg Hohenzollern »

2013年4月14日 (日)

Habichtsburg

スイス・アールガウ州にある古城。アーレ川とロイス川の合流点付近の高台に立つ。「Habicht」は「鷹」の意味。「burg」は「城」だから「鷹の城」だ。1020年ラートボート伯爵の弟がストラスブール司教になり、この地に築いた城が「鷹の城」だった。城というより屋敷に近かったらしい。城の建設費を用立ててもらった親戚に、城を見せたところその貧弱なつくりを指摘された、殿様が翌日の朝に、城を兵士で取り囲んで見せ「城の固さは人の忠誠で決まる」と説いた。武田信玄の説話で名高い「人は石垣、人は城」に似ている。

信玄は上洛すること叶わず、志半ばで倒れたが、この小城からおこったハプスブルク家は神聖ローマ帝国皇帝の座を独占し、遠く20世紀まで欧州に君臨することになる。

ラートボード伯爵の孫が12世紀始めにハプスブルクと名乗った。「Habichtsburg」が訛って「Habsburg」になったといわれている。これが後の神聖ローマ皇帝、あるいはオーストリア皇帝ハプスブルク家の起こりである。

やがて統治の重心がオーストリアに移り、スイスの地を手放すが、発祥の地はスイスであった。

スペシャルコンサートまであと28日。

« ブルクとシュロス | トップページ | Burg Hohenzollern »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: Habichtsburg:

« ブルクとシュロス | トップページ | Burg Hohenzollern »

フォト

ブラームスの辞書写真集

  • Img_0012
    はじめての自費出版作品「ブラームスの辞書」の姿を公開します。 カバーも表紙もブラウン基調にしました。 A5判、上製本、400ページの厚みをご覧ください。
2025年3月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
無料ブログはココログ