皇帝日和
「Kaiser」という言葉が「皇帝」を意味すること周知の通りだ。同種のものがグレードを変えて複数存在する中で、より上等の方に「Kaiser」という単語が冠されることがある。本日はその典型のお話。
絶好の天気のことを「皇帝日和」という。「Kaiserwetter」と綴る。日本語であたるなら「日本晴れ」くらいのニュアンスか。「天皇晴れ」や「将軍日和」とは言わない。神聖ローマ帝国の余韻を味わうに相応しい言い回しだ。
昨年のドイツ旅行でも、バンベルクやニュルンベルクで好天に恵まれ。「皇帝日和」とはこのことかと思い知った。
↑はバンベルク。
↑これはニュルンベルク。
神聖ローマ帝国ゆかりの両都市に相応しい。
コメント