準決勝反省会
一昨日、娘らのオケは準決勝を戦った。次女の通う高校の音楽系サークル4つが集う合同定期演奏会だった。オーケストラ部以外は、一昨日で3年生引退となるのだが、オーケストラ部は、その翌週に単独でコンサートを開く習慣になっている。準決勝の1週間後に決勝戦があるようなものだ。
だから、その準決勝の後、反省会になだれ込んだ。主役は娘らではなく、お父様たちだ。単なる飲み会の口実でもある。正月、クリスマス、新年会、送別会など大人の世界では数限りない飲みの口実がある中、娘らの演奏を肴に飲めるというのは、本当に幸せなことだ。合同定期演奏会を反省し、一週間後のスペシャルコンサートに向けて気合を入れる。父親が気合を入れてもどうなるものでもあるまいが、そこはご愛嬌だ。
メンバーの父親ばかり10名にサプライズなスペシャルゲストを加えた計12名で、しこたま飲んだ。36代のお父様方は既にいつも演奏会で顔を合わせる常連だ。先日のふくだもな壮行会のメンバーも3名いる。娘らオケの後援会は、とかくお母様中心の色合いが濃いので、父親同士の付き合いは貴重。早くに妻を亡くした私はいわば両性具有で、お母様方中心の後援会役員もやりつつ、お父様の飲み会にも顔を出す両面待ちだ。
予定より30分以上早く店に転がり込んでウガイ代わりに瓶ビールを空けまくり、規定の開始時間には、腹の底まで消毒が進んでいた。定刻になってかねて準備の「オーケストラ型座席配置」に特製名札を持って移動。私はいつの間にか「隊長」と呼ばれている始末。先輩の発声で乾杯。やがて「自己紹介の輪切り」で雰囲気をほぐしてから娘にソロがあったお父様のスピーチ。タイミングよくゲストが時間差で到着するから、同じ話が回ってももたれない。
延々と「本日の演奏」を話題に盛り上がる。間もなく現役生活を終える36代の父5名のテンションは特大だった。他の代のお父様は聞き役にまわった感じ。ここらへん課題か。
最後、「クレッシェンド3本締め」でお開きだが、有志は2次会へ。これで決勝戦は盛り上がること間違いない。
スペシャルコンサートまであと6日。そして今日はブラスマスイブ。
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