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2013年6月12日 (水)

地名語尾「heim」

地名語尾への極端な傾倒は、ワイン関連記事を書くための調べ物で地図を眺めてたことがキッカケだった。ドイツワインの大産地ラインガウ近辺の地図だ。ライン川が唯一東から西に流れてクランクを形成するあたり、ラインの流れを境にして南北で地名語尾の出現が劇的に違うことに気付いた。ライン川の南には地名語尾「heim」が密集する一方で、北側にはほとんど見られないという現象だ。地名語尾「hausen」がその逆の傾向を示していることにも程なく気付いた。ライン川のその一帯を離れるとどちらも均等な分布に復していることも伺えた。

これをキッカケにドイツ道路地図の索引にある地名をエクセルに収録するだけでは満足できずに、地図上へのプロットを決心したというわけだ。ラインガウ一帯にとどまらずドイツ全土における分布を調べることが手掛かりになると直感した。

結果はおどろくべきものだった。私がワインネタに引っ張られて眺めていたラインガウ一帯こそが、全ドイツで地名語尾「heim」がもっとも色濃く密集する地域だった。これがドイツ方言学でいう「ラインフランケン方言」の分布域と一致する上に、ワイン産地ラインヘッセンとも一致することが判った。ラインフランケン方言がカール大帝の宮廷で用いられた言葉であることを知り目から鱗が落ちた。この地域の中心都市インゲルハイムにカール大帝の王宮があった。

さらに地名語尾「heim」の分布がザーレ川を東の限界にしていることも象徴的だった。カール大帝率いるカロリング王朝の最大勢力圏と一致する。地名語尾「heim」が何らかの形でカール大帝あるいはカロリング王朝に関係があるのではないかと思っている。

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