ブラームス神社

  • 道中安全祈願

おみくじ

  • テンプレート改訂しました

独逸日記

  • ドイツ鉄道博物館のおみやげ
    2012年3月28日から4月4日まで、次女の高校オケのドイツ公演を長男と追いかけた珍道中の記録。厳選写真で振り返る。

ビアライゼ

  • Schlenkerla
    自分で買い求めて賞味したビールの写真。ドイツとオーストリアの製品だけを厳選して掲載する。

カテゴリー

« 音楽の創造と霊感 | トップページ | hufe »

2013年6月15日 (土)

インタビューの日取り

昨日言及した「音楽の創造と霊感」という本、ブラームスへのインタビューが活字化されたものだが、残念なことにインタビューの正確な日付けが書かれていない。1896年晩秋だということは明記されている。場所はウィーンのブラームス宅だ。

ブラームス関連の最終第6章の末尾に、インタビューの4ヵ月後にブラームスが没したと書かれていることをヒントに推理する。

音楽之友社刊行「ブラームス回想録集第2巻」195ページに友人のホイベルガーの証言がある。それによると1896年12月4日の夜の出来事として「ホイベルガーはブラームス、ヨアヒムとその他で夕食に出かけた」と記述している。

先のインタビューは、その場にヨアヒムが同席したことが明記されているし、ブラームス没の4ヶ月前という記述からして、12月4日というのは魅力的だ。名前が明かされていない「友人」の中に著者アーベルが含まれていた可能性もある。この時期のブラームスは、カルルスバートでの鉱泉治療から戻ったものの、傍目にも体調不良が明らかになっていた時期だ。インタビューの内容は、とても精力的で雄弁で、少なくとも病人へのインタビューという雰囲気は感じられない。

« 音楽の創造と霊感 | トップページ | hufe »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: インタビューの日取り:

« 音楽の創造と霊感 | トップページ | hufe »

フォト

ブラームスの辞書写真集

  • Img_0012
    はじめての自費出版作品「ブラームスの辞書」の姿を公開します。 カバーも表紙もブラウン基調にしました。 A5判、上製本、400ページの厚みをご覧ください。
2025年3月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
無料ブログはココログ