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2013年7月22日 (月)

ビール純粋令

「Reinheitsgebot」と綴る。「Rein」は「純粋」で「Heits」がつくと「純粋であること」になる。「Gebot」は「規格」「法令」の意味である。「ビール純粋令」と和訳されているが「ビール」にあたる単語はなくシンプルに「純粋令」といった程度になる。ちなみに「Reinheit」は音程が良いという意味もある。ビールの純粋さを示す言葉と、音程の正確さを指す言葉が同じとは、何だかドイツ的で嬉しい。

1516年バイエルン公ウイルヘルム4世によって制定された。「ビール製造は、大麦、ホップ、水、のみを使用する」という趣旨の法律だ。ドイツ語でそれぞれ「Gerste」「Hopfe」「Wasser」という。面白いことに現在も通用する最古の食品関連法規だと目されている。裏を返せば、当時ビールに混ぜ物をして不正な利益を得る不届き者が大勢いたということだ。

制定当時の適用範囲はバイエルン公国内だったが、ドイツ帝国の成立時にバイエルン王国が全ドイツへの適用拡大をプロイセンに迫ったという。その後ワイマール体制、ナチス独裁、東西冷戦、ドイツ統一、EU体制という具合に体制が変わったが、「ビール純粋令」だけは維持されてきた。非関税障壁だと位置付けられる一幕もあったが、ドイツの醸造家は以前にもましてこれを遵守している。ブランドイメージの維持に資するところ大なのだ。

学生諸氏や時にブラームスは、ビール純粋令を守った音程の良いビールを飲んでいたということだ。

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