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2013年7月 7日 (日)

ドイツ分室効果

音楽作品が素晴らしければ、それで良いとする立場は十分理解できる。結果として残された作品が素晴らしければ、それだけでOKで、それを生み出した作曲家の氏素性までは、知らなくとも十分だという意見には一理ある。ましてやその作曲家を取り巻く社会や時代まで深く知る必要もない。その通りだ。

単に私の脳味噌がそれでは満足しないというだけだ。

第二交響曲や大学祝典序曲に端を発した私のブラームス熱は、30年以上継続して今も尚冷めることを知らない。ブラームスの作品を愛することが昂じて、その人となりを知りたいと切望する時期はとうに過ぎ去り、彼の生きた時代、彼を産んだ社会、彼の先祖や子孫、彼の話した言葉などなど興味が次々と膨らんだ。

直接ブラームスと関係ない話が脳内に蓄積をし始めた。覚えているには多過ぎる量に達してどうにかせねばという自問の中から、ドイツ分室構想が台頭し、アラビアンナイト計画と合流した。ブラームスという作曲家を「ドイツ」という背景の前に起きたいという願いを実現させる第一歩を踏み出すことが出来た。ドイツ分室の効果は予想以上だった。

ブラームス以外のドイツ系の作曲家の伝記を読む際にも、これらの知識は重宝することが判ってきた。音楽家の伝記には、申し訳程度の言及される歴史や地理の情報にも、脳味噌が鋭敏に反応するようになった。ドイツ人なら注釈なしですむ当たり前の前提でも、日本人には気づかないということもある。それらに漏れなく反応する脳味噌が目標だ。

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