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2013年7月28日 (日)

4大ビールメジャー

ドイツの特色ある地ビールが素晴らしいなどとノスタルジーに浸る気分になりがちだ。ブラームスの周辺に横たわるビールネタならばそれでよいのだが、現実は甘くないという話もしておかねば公平でない。

ビール業界だって油断も隙もない弱肉強食の世界だ。今まで言及してきたビールメーカーも実は巨大メジャーの傘下でしたという話には事欠かない。ブラームスとは関係がないけれど世界4大メジャーに言及しておく。

  1. Carlsberg 1847年デンマークのコペンハーゲンで創業した。カルルスベルグ社。欧州とアジアが主要マーケット。ドイツでもかなりな知名度のブランドが実はカルルスベルクだという話に多く行き当たる。何と言っても下面発酵酵母の単離精製に始めて成功した功績は特筆される。つい最近までサッカロマイセスカルルベルゲンシスという具合に学名に痕跡を残していた。英国プレミアリーグの名門アーセナルのスポンサーで、欧州選手権でもしばしばオフィシャルサプライヤーになる。
  2. Anheuser-BuschinBev 複雑。元々は1366年にベルギーで創業したアルトワ醸造所だ。1987年までベルギー国内で吸収合併を繰り返し、インターブリュー社となった。2004年ブラジルのアンベヴ社が合併してインベブ社が成立、2008年にはバドワイザーを擁するアンハイザー・ブッシュを買収してアンホイザーブッシュインベブになり世界をリードする位置に躍り出た。520億ドルの巨大買収だ。サッカー、ブンデスリーガ1部のブレーメンのスポンサーはベックスで、その親会社がこのアンハイザーブッシュインベブだ。世界のビールの4本に1本が同グループの製品だが、ドイツ系の主要な子会社はベックのほかに、ミュンヘンのレーヴェンブロイとシュパーテン。2006年のワールドカップドイツ大会と次の2010年南アフリカ大会の公式ブルワリーだった。
  3. SAB-Miller 1895年南アフリカで創業したSAB(サウスアフリカビール)社が、2002年に米国2位のミラー社を買収して国際舞台に踊り出た。中国、ロシアへの進出が顕著。チェコのピルスナーウルクエルは同社の傘下。4強の中ではドイツへの影響は比較的小さい。現在の本社は南アフリカではなくて英国にある。
  4. Heineken 1864年アムステルダムで、ハイネケンが休業中の醸造所を買収したことが起源。醸造所自体は16世紀に遡る。現在欧州最大のビールブランドだ。世界170カ国に輸出販売している。ことを欧州に限れば最大の存在感かもしれない。ドイツ国内への影響という点では4大メジャー随一だ。英国プレミアリーグ・チェルシーのスポンサーであるほか、サッカーオランダ代表や欧州チャンピオンズリーグもサポートしているのでサッカー的にはおいしい。

見ての通り、英国にしてもドイツにしてもチェコにしても買収される側だ。ドイツでは特に、ビール会社は地元志向で、地元で売れるだけを作り、そこで愛されればいいというような姿勢が優勢だ。いかにもドイツっぽいと思ったブランドがハイネケンやカルルスベルクの傘下だったという話にはちょくちょく行き当たる。

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