家康の伝記
徳川家康の名はさほど歴史に詳しくなくても、殆どの日本人が知っている。彼の生い立ちを手繰ってみる
- 三河の国に生まれる。
- 駿河の今川家に人質として送られる。
- 桶狭間で今川義元が討たれると独立する。
- 小牧長九手の戦いに敗れる。
- 長篠の合戦に勝つ。
- 本能寺の変に際して堺から逃げ帰る。
- 江戸に転封される。
- 関が原の戦いに勝つ。
- 江戸に幕府を開く。
- 大阪夏の陣。
- 没後日光に祭られる。
こんなに簡単に振り返っただけなのに地名がゴロゴロ出てくる。もし万が一これらの地名がどこにあるのか全く知らなかったら、歴史を知る喜びは半分未満だ。家康の生い立ちを追いかけるにしても説得力と立体感が違う。
私が今必死にドイツの歴史や地名を学んでいる理由がこれでほとんど説明出来る。ブラームスをより深く立体的具体的に理解するためには避けて通れないと考えている。ブラームスのためにと覚えたこれらの知識は、他のドイツ人についての伝記を読むにあたっても基礎知識になる。
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