ビアリーガ②
ブンデスリーガ1部18クラブをサポートするビールメーカー調査があんまり面白いので、ついブンデス2部もやってみた。2部とはいえ同リーグは1試合平均15000人以上の観客動員を誇る。「世界一客の入る2部リーグ」である。
- デュッセルドルフ Warsteiner。10年前はドルトムントのスポンサーだった。
- フュルト Tucher。ニュルンベルク市参事官の家柄トゥーハー男爵家経営。つまりニュルンベルクで創業されたのだが、現在工場はフュルトにあるので納得のサポート。
- カイザースラウテルン Karlsberg ヘルタベルリンをスポンサードするデンマークの多国籍企業とは「C」と「K」の違い。こちらの本社はHomburgにある。
- FSVフランクフルト Licher。
- ケルン Gaffel さすがにケルシュ以外のメーカーのサポートでは具合が悪かろう。
- 1860ミュンヘン Hacker-Pschorr。オクトーバーフェストにも出店する名門。
- ウニオンベルリン Berliner Pilsner。
- コットブス Lubzer。旧東ドイツの中堅。
- アーレン ない。おそらくない。んなハズないので探索を継続。
- ザンクトパウリ Astra。ハンブルクの名門ホルステン傘下。
- デュイスブルク Bitburger。
- パダーボルン Paderborner。地元の名門が粛々と。
- インゴルシュタット Herrnbrau。これも地元の老舗。
- ボーフム Moritz Fiege。これはドルトムンダーの大老舗。
- エルツゲビルゲアウエ Wernesgruner。旧東ドイツの名門。
- ディナモドレスデン Feldschlossen。地元ドレスデンの名門醸造所。チームは東ドイツリーグ8度優勝の古豪。
- カールスルーエ Rothaus。バーデン州立醸造所だ。
- ビーレフェルト Krombacher。
1部に輪をかけて面白い。サポート無しが1チームあるけれど、17チームのスポンサーに重複が無い。いやはや鮮やか。完全にビアリーガ状態。誰かアーレンをサポートしてくれまいか。サポートするビールメーカーも単なるマーケティングとは考えていない可能性もある。2部チームをじっくり腰をすえてサポートという図式も浮かび上がる。実際のスタジアムは日本の野球場のように4社のビールがじっくり選べる感じではない。スタジアムではチームスポンサーのビールだけしか飲めない仕組みがセットになっていそうだ。場外からのビールの持ち込みは禁止されているから、押し寄せるアウェーチームのサポーターも協賛メーカーのビールを飲むしか道は無い。
サポーターはサポーターで、アウェイゲームに乗り込むたびに地元のビールを堪能出来るのもうらやましい。
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