18年の重み
本日次女18歳。18年前のことよく覚えている。一口に18年というが自分にあてはめてみると恐ろしい。私が生まれる18年前は昭和17年だった。太平洋戦争の真っ只中だ。
両親は学童として太平洋戦争を経験したし、親戚の中には兵士として経験した人もいる。両親からはよく戦争のことを聞かされた。私が次女生誕の頃のことをよく覚えているように、ついさっきという感じで戦争のことを記憶しているのだと思う。
ブラームスの生まれる18年前は1815年だ。欧州を席捲したナポレオンが失脚して、メッテルニヒ主導によるウィーン体制が確立されたころだ。小邦乱立だったドイツは文字通りナポレオンに蹂躙された。ロシアの冬将軍の援助で巻き返し、諸国民戦争は勝利に終わったが、戦後処理の主役はドイツではなかった。ブラームスの両親は、それらを苦い思い出として記憶していたに決まっている。
18年とはそういう長さ。
<ひふみ様
これはこれはお久しぶりです。お変わりはございませんか。
おっしゃるとおり次女は来春大学進学の予定です。気にかけていただいてありがとうございます。
ブログは相変らずでございます。ブラームスネタの濃度が下がり気味ですが、何とか継続だけは維持しております。ささやかな記事の備蓄もございますのでしばらくはこのペースかと。
投稿: アルトのパパ | 2013年9月26日 (木) 19時14分
20日遅れになりましたが、次女ちゃんのお誕生日、おめでとうございました。
18歳になられたのですね、早いものです。
来春には大学生になるのでしょうか。
久し振りにこのHPを拝見しましたが、相変わらずの素晴らしい書きっぷりですね。
ご家族の皆様のご健勝をお祈りいたします(年賀状みたいですね)。
投稿: ひふみ | 2013年9月26日 (木) 13時19分