ビアグルッペン
ドイツビールの世界も弱肉強食で、吸収合併の話には事欠かない。本日は企業グループの観点からサッカークラブへのサポート状況をまとめる。
<ビットブルガーグループ>
直接サポートがレヴァークーゼン、ボルシアMG、ホッフェンハイム、デュイスブルク、ザールブリュッケン、アーヘンの6クラブ。傘下のケストリツァーがハレをサポートし、LicherがサポートするFSVフランクフルト、ヴィースバーデンの2クラブ、Wernnesgrunがサポートするエルツゲビルゲアウエ、ケムニッツ、エアフルトを加えると総計12クラブをサポートする。
<BHIグループ> ハイネケン社とパウラナー社の合弁だが、事実上ハイネケン。
パウラナーがサポートするバイエルン。クルムバッヒャーのニュルンベルク。ホプフナーがサポートするザントハウゼン。ハッカープショルがサポートする1860ミュンヘンとレーゲンスブルクの2クラブ。合わせて5社なのだが、グアルディオラ率いるバイエルンのスポンサーということもあって注目度はトップクラス。
<フェルティンスグループ>
結局シャルケをサポートするフェルティンスだけなのだが、スタジアムにネーミングライツを張っているのはブンデスリーガ唯一なので気合いは入っている。
<カルルスベルクグループ>デンマークのCarlsberg社
Carlsberg社の直接サポートはヘルタベルリンだけ。子会社のホルステンがハンブルクをサポートするほか、ザンクトパウリのアストラはホルステンのブランドなので実質3クラブ。
<ラーデベルガーグループ>
ラーデベルガー本体は直接のサポートはない。ベルリナーキンドルがサポートするバベルスベルク、ベルリナーピルスがサポートするウニオンベルリン、ブリンコフスがサポートするボルシアドルトムント、ヘニンガーがサポートするオッフェンバック、トゥッヒャーがサポートするフュルト。合計5クラブ。
<ハウスクラーマーグループ>事実上Warsteinerグループです。
本体Warsteinerが直接サポートするのが、デュッセルドルフとミュンスターの2クラブ。パダーボルナーがサポートするパダーボルン、ヘルフォルダーがサポートするオスナブリュックを合わせて4クラブ。
<インベヴグループ>
ビール界最大の巨人は、ベックスがサポートするブレーメン。ディンケラッカーがサポートするハイデンハイム。ハッセレーダーがサポートするハノーファー、シュヴァーベンブラウがサポートするシュトゥットガルトキッカーズ、レーヴェンブロイがサポートする1860ミュンヘン。合計5クラブ。
<カールスベルクグループ>こちらは冒頭が「K」
本体がサポートするカイザースラウテルン1クラブ。
<クロンバッヒャーグループ>
本体支援の4クラブ、フランクフルト、ヴォルフスブルク、シュトゥットガルト、ビーレフェルトだけ。
<エッティンガーグループ>
サッカークラブへのサポートは無し。謎。トップブランドなのに。
<TCBグループ>
フェルトシュロッセンがサポートするディナモドレスデン。
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