ラテンの事情
南米を含むラテン諸国にはサッカーの強豪国が多い。ワールドカップの優勝経験国8つのうちイングランドとドイツを除く6カ国がラテン。国民のサッカーに対する傾倒もかなりのもの。ところが、クラブに対するビール会社の関与となるとドイツとは事情が変わる。イタリア・セリエAやフランス・リーグアンの所属チームに対して、ビール会社がほとんどスポンサーになっていない。
フランスにだって写真のようにビールがある。フランス第一のビール会社は、ドイツに近いシュトラスブールにあるクローネンブルク社だがサッカークラブとの関係は厚いとは言えない。ワイン文化の国ではビールメーカーのサポートが薄いとも思えるが、ところが同じラテンでもスペイン・リーガエスパニョーラは、ほぼすべてのチームが、ビールメーカーのサポートを受けている。
スペインはフランスやイタリアに比べるとドイツから離れているから少し不思議。もと植民地だったオランダの影響か。あるいは、ハプスブルク支配を受けていた関係かただちに思いつくのはこのくらい。
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