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2013年10月11日 (金)

修道院とビール

修道士たちが身を粉にして働き、敬虔な祈りと厳しい戒律の中で自給自足生活をする場が、修道院だったが、中世以降貧しい人々の救済も大きな役目になってゆく。カトリックの勢力圏においては、いくつかの有力修道院の世俗的な影響力は、一部の貴族よりも強大化した。

放浪者や巡礼者が1日200人以上修道院を訪れて施しを乞うた。それを自給自足でまかなうとなると奇麗事ばかりでもなかったらしい。ワインやビールの消費量は半端なものではなかった。ワインやビールの歴史の中で修道院の話を避けて通れぬというわけだ。

厳しい戒律が建前の修道士だが、中にはビールを飲みすぎる者もいたようだ。飲み過ぎに対するペナルティが遺されている。

  1. 賛美歌を歌うとき舌がもつれる→12日間パンと水のみ
  2. 嘔吐→30日間パンと水のみ
  3. パンを嘔吐→90日間パンと水のみ

パンは聖なる食べ物だから、それだけ重いペナルティになっている。

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