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2013年11月 8日 (金)

ヴァイキング

北ゲルマン諸族の総称。スカンジナビアを根城に広範囲に活躍した海洋民族。その活動範囲は遠く地中海にまで及んだ。海賊行為・略奪・破壊など他民族から恐れられた。コロンブスを遡ること500年前に既に彼らは北米大陸を発見していたという伝承も根強い。

江戸時代の日本が「米経済」だと言われているのと同様な現象がヴァイキングにも起きていた。まさか米ではない。米に代わって経済の根幹に鎮座していたのがビールだ。彼らの言葉で「アウル」という。これが英語「エール」(Ale)の語源だともいう。蜂蜜や数種類のハーブが用いられていたが、ホップの使用は確認されていない。

ヴァイキングの社会では、エールに酔った上での発言にはより重みと責任があるとされていた。酔った上でのことだからと大目に見られるのとは逆である。土地や建物の賃料をエールで払う習慣があった他、税金もエールで納入するのが決まりだった。エールやビールに税金がかけられるのは珍しくないが、エールでの納税もあったとすると相当紛らわしくなりそうだ。

英国を含む北ヨーロッパのビール文化はヴァイキング由来のものが多い。

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