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2013年11月20日 (水)

第3のビール

日本の不況は深刻だなどと嘆いてばかりもいられないのがメーカーだ。知恵を絞って何とか売り上げ拡大を考える。ビールの消費拡大についても同様で、欧州に比べて割高の酒税をなんとかしようと考えた人々がいる。

税率の低い発泡酒はそれでブレークした。麦芽使用を税法の規定以下に抑えることで税額を低くとどめてそれを価格に反映させた。味はそこそこでお求め易いということだ。ただし「ビール」と謳うことは出来ないから、商品名にさまざな工夫をしたこと周知のとおりである。

さらにエスカレートして出たのが第3のビールだ。あっと驚く「麦芽使用ゼロ」だ。麦芽を他の原料に置き換えるという発想とこれを実現する技術の勝利と言いたいところだが、これには昨今の嗜好の変化もある。アメリカに端を発したライト化の波だ。麦芽風味が抑えられたアメリカンラガー系の味に消費者が慣れていたことも見逃してはなるまい。

「麦芽ゼロ」は衝撃だ。ビール純粋令的には完全にアウト。もはやそれをビールとは呼べまいという代物なのだが、現実はかなり柔軟。「発泡酒」「第三のビール」は生産量においてビールと肩を並べるところまで来ている。

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