晩酌の中身
1876年の夏を北ドイツのリゾート地リューゲン島で過ごすブラームスの様子が、ジョージ・ヘンシェルによって証言されている。音楽之友社刊行の「ブラームス回想録集」第1巻だ。その中103ページに貴重な証言がある。
ブラームスは夕食のとき決まってビール3杯を飲んだと書いてある。最後にはお気に入りのコーヒーも欠かせなかったとされている。ビール3杯がどれほどの量か断言できないが、常識的に考えてコップでということはないだろう。おそらくジョッキだ。
ビールもコーヒーもその銘柄が判らないのが残念ではあるが、貴重な証言。ビールは普通に考えれば地元産に決まっている。
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