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2013年12月 9日 (月)

猫の死因

森鴎外と並び称される文豪・夏目漱石の代表作「我輩は猫である」の主人公は猫だ。猫の視点から人間模様を描写するという構成になっている。物語の最後で主人公たる猫は、瓶にはまって死んでしまう。

その直前、猫はビールを飲んでいる。ご主人を含む数名の宴会で供されたビールの飲み残しを飲んだという設定だ。これが原因で本来ならはまるはずのない瓶にはまったかの因果関係を感じさせる。

漱石自身があまり酒に強くなかったらしく、彼の創作する人物の描写にもそれが反映する。ドイツに留学した森鴎外が、「独逸日記」の中で盛んにビールに言及するのとは大きな違いだ。

今日12月9日は漱石の命日にあたる。

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