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2013年12月16日 (月)

アルトビア

ビール王国の座を英国から奪取したバイエルンの原動力が下面発酵ビール「ラガー」だった。その後チェコ・ピルゼンの台頭を許したとはいえ、いまでもバイエルンビールの牙城は揺るがない。ところが、ドイツ中のビールが下面発酵ビール一辺倒にもならないという多様さこそがビール王国ドイツの由縁だ。

英国でいう上面発酵ビール「エール」もしっかりと各地で生産されている。これらが総称されて「アルトビア」となる。「Altbier」と綴る。下面発酵ビールよりも起源が古いことから「古いビール」という意味だ。単に「アルト」で「アルトビア」を指す場合もある。

もっとも代表的なのがデュッセルドルフの「アルトビア」だ。1853年10月ブラームスはここデュッセルドルフにあったシューマン邸を訪れ、歓待される。その後1ヶ月滞在した。そして1854年2月のシューマン投身の後およそ2年間当地で過ごしている。その間アルトビアを賞味しなかったはずは無い。

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写真はデュッセルドルフの代表的アルトビア。

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