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2014年1月12日 (日)

一年の歳月

昨日、第13回千葉県管弦打楽器コンペティションを聴きに行った。次女の後輩たちを応援する目的だった。高校アンサンブルの部11組の演奏を聴いた。

次女本人は今や受験レースのホームストレッチだ。幸い娘がメンバーにいない分肩の力を少々抜くことが出来た。後輩たちは、スークとチャイコフスキーの弦楽セレナーデを、相変らずの独特なトーンで鳴らしてくれた。よしよし。

気にいったのはドヴォルザークのアメリカ四重奏曲のファイナーレを弾いた学校。私の脳味噌にはドヴォルザーク補正がかかっているからかもしれぬが、楽しめた。ドヴォルザーク特有の屈託のない疾走感を支えるセカンドとヴィオラの独特の刻みの感じが嬉しいばかりだ。その子らは自分がソロに回ると、少し体をひねってさりげなくアピールするのが粋な感じ。

ああ。

思えば昨年次女たちがブラームスのピアノ五重奏に挑んでから1年たったということだ。シューマンのピアノ五重奏に挑んだ子達の姿を見て感慨にふけった。今年の演奏団体は小学校、中学校、高校合わせて46組なのだが、ブラームスは一組もなかった。やはり異例だったのだろう。昨年のあのブラームスの威容と1年の歳月を思い遣るひとときだった。

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コメント

<親1さま

心温まるコメントありがとうございます。

私の腹のうちをすっかりお見通しのご様子です。毎度変わらぬ真摯な生徒たちの様子を目の当たりにして、心によぎったのは、昨年のブラームスでした。そもそもこの大会でブラームスはあまり取り上げられません。そこをあえてブラームスに挑んでくれたのだと改めて感慨にふけりました。娘交じりのアンサンブルを評して「威容」などという表現を用いてはバレるのも当たり前です。そんなことも承知で「つっこみどころ」として書いておきました。反応があって嬉しい限りです。

前日の壮行演奏の様子も覚えています。志と気迫、演奏の突き詰めっぷりに心が震えました。「友情」「絆」などと安直に表現してはいけない何かも感じました。その様子をご家族に話してくださったお嬢様のお気持ちが嬉しいです。

私のこの盛り上がりに比べ本人はクールです。2年間の充実した部活の一コマでしかありません。「親ばか補正」と「ブラームス補正」の私とは一線を画しています。

私にとっては永遠の最優秀賞です。

随分前ですが、
あるPCメーカーの雑誌に、左右脳の役割について特集が組まれており、音に関しての実験結果が発表されていました。

その中で興味を惹いたのは、
「音の種類ではなく、大きさの違い(利得)により左右耳に聴き分け易さの変化する時が、一年に一度、被験者毎に正確にやって来ることが実験で解った」
というものでした。

それが誕生日だというのです。

だから、人間の体は地球公転の周期を覚えており、宇宙に支配されているのだと。

音、音楽の根源、、、 

一年前、5重奏演奏者達は、コンペティテョンに向けて母校オーケストラ部員の前で演奏披露をしたと。そのレベルの高さに感動して涙した子もいたと娘から聞いていました。それで、とても楽しみに聴きに行ったのを思い出します。

あれから一年、
次女さんも、あの音を覚えているでしょうか?

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