先に言い訳
鉄道特集は、ドイツ鉄道の勃興期がブラームスの生涯と重なることだけを頼りに、記事を重ねて行く。ドイツ鉄道ネタである限りきっとどこかでブラームスに繋がっていると信じる立場だが、最早信仰の自由の域にドップリだ。19世紀後半のドイツを生きた作曲家だからこそ、それが許容出来るハズという屁理屈が心地よい。
ところが、ブラームスの情報を真面目に収集しても、鉄道との接点がそうあちこちに転がっているわけではない。書物だろうとネットだろうと、伝記も音楽史も、あるいはドイツ史だってこの点については、がっかりするほど寡黙だ。
そこを無理やり記事にするのがブログ「ブラームスの辞書」だ。これこそが鉄道ラブの証明だ。あるいは私がどれほどブラームスを好きかの証だ。もしかするとドイツ贔屓も関わっているだろう。ブラームスと鉄道の直接の接点などと気張らずに、ドイツの鉄道全般と開き直ることで、気持ちに余裕が生まれる。
先にお断りしておきたい小市民。
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