アイゼンバーンケルシュ
「Eisenbahn Kolsch」と綴るビールの銘柄。「Eisenbahn」は「鉄道」を意味するのだが、醸造所の名前でもある。これがまあ驚きの連続だ。Eisenbahn社は2002年にブラジルのブルメナウ市で創業した気鋭の醸造所。同社の住所はWeissenbachだからどこまでもドイツ風だ。
ケルシュという名乗りはドイツにおいては産地統制呼称だ。ケルン市近郊の一定の地域で決められた製法で作られたビールだけが「ケルシュ」を名乗ることが出来る。本日話題の「アイゼンバーンケルシュ」はブラジル産でありながら堂々と「ケルシュ」と名乗っている。
欧州から遠く離れた南米大陸、しかも陽気なブラジルだから、お目こぼしがあるものと思われる。見返りもある。来年のワールドカップでは、ブラジルを訪れたドイツ代表をケルシュで応援するに違いない。
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