ビールから鉄道へ
ブログ「ブラームスの辞書」の展開の話。お気づきの諸兄も少なくあるまい。先日幕を下ろした「ビール特集」の終盤近く、12月7日の鉄道記念日を筆頭にいくつかの鉄道ネタを配置した。実はこれが、次なる「鉄道特集」の準備だった。ビールと鉄道の密接な関係を仄めかす導入部のつもりだ。
「ビスマルク」「ビール」「鉄道」には共通点がある。事実上それらはブラームスの時代を効率よく映し出す鏡だ。ビスマルクの時代はブラームスの生涯と重なり、同時にビールや鉄道の勃興期にもなっている。ブラームスと直接関係の無い記事でも、無理を承知で発信する理由はそこにある。「鉄道」はその第3弾となる。
加えて「鉄道」には「ビール」「ビスマルク」との決定的な違いがある。私自身が幼い頃から「鉄道」が好きだったとうことだ。その起源はブラームスへの傾倒以前に遡る。ブラームスと鉄道の接点は欧州に限られるから、日本の鉄道の知識では限界がある。ここ最近欧州の鉄道事情を調べることで、昔の感覚を思い出した。
既に今日の段階で用意した記事が170本ある。もちろん全てがブラームスと直接関係するわけではないが、楽しさは規格外である。順調に公開が進んだとしてゴールは夏になる。
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