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2014年2月 6日 (木)

ドイツ鉄道経営者連盟

ドイツ関税同盟がドイツ産業革命の起点と定義されることが多い。小領邦の集合体だったドイツは、物資がそれら国境を越えるたびに課税され、経済発展の足かせになってきたと述べた。それら関税を撤廃したのが1834年のドイツ関税同盟だった。ブラームス誕生の翌年だから忘れない。その翌年にドイツ初の鉄道が開業した。そして瞬く間にドイツ中が鉄道網で覆われることになる。

関税同盟の成立で物資の流通に拍車がかかる下地がそろったところに、強力な輸送手段が現れたことになる。鉄道は金のなる木だったから、その権益は小邦にとって強力な財源だったので、各領邦が独自に自前の鉄道を敷いたが、そのとき軌道幅だけは標準軌が採用された。国境を越えた乗り入れが直ちに可能になった。

運営母体の違う鉄道が相互に乗り入れるのだから、そこにはルールが必要になる。それが1846年発足のドイツ鉄道経営者連盟だ。運賃や運営の体系が統一されて行く。関税同盟の影に隠れてはいるのだが、実はとても重要な出来事だ。

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