ブラームス神社

  • 道中安全祈願

おみくじ

  • テンプレート改訂しました

独逸日記

  • ドイツ鉄道博物館のおみやげ
    2012年3月28日から4月4日まで、次女の高校オケのドイツ公演を長男と追いかけた珍道中の記録。厳選写真で振り返る。

ビアライゼ

  • Schlenkerla
    自分で買い求めて賞味したビールの写真。ドイツとオーストリアの製品だけを厳選して掲載する。

カテゴリー

« オーストリアの国境 | トップページ | 最長老トンネル »

2014年2月20日 (木)

ループトンネル

山岳鉄道の見せ場。短距離で高度を稼ぐ手段の一つ。スイスやオーストリアには割りと見かけるのだが、ドイツではあまり見かけない。先に紹介した「EISENBAHNATLAS」で調べて見ると、ドイツ国内ではおそらく唯一のループトンネルが南部のスイス国境付近にある。

ほぼドイツ南西端のバーゼルからライン川沿いに東に進むと、ラフリンゲンという街がある。そこから北側に分岐するのがヴタハタール鉄道だ。普仏戦争でアルザス地方を領有したドイツは、領国経営のために鉄道路線を欲した。対仏供給基地のウルムから、中立国スイスを通らずにアルザスに抜けるために、難儀な山岳鉄道が建設された。スイスが武器弾薬を積んだ列車の通行を認めなかったためだ。

シュトゥーリンゲンとブルムベルクの間がハイライトだ。地図で見る限り両者にはおよそ200mの高低差があるけれど、直線距離では12km程度だ。この高低差をクリアするために、ループトンネルが掘られている。現代ではもちろん幹線から外れているが、絶景が人気を呼んでSLも走っている。

1890年から運行が始まったから、ブラームスだって乗ることは出来た。

« オーストリアの国境 | トップページ | 最長老トンネル »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ループトンネル:

« オーストリアの国境 | トップページ | 最長老トンネル »

フォト

ブラームスの辞書写真集

  • Img_0012
    はじめての自費出版作品「ブラームスの辞書」の姿を公開します。 カバーも表紙もブラウン基調にしました。 A5判、上製本、400ページの厚みをご覧ください。
2024年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
無料ブログはココログ