Dampferbahn-Leverkusen
記事「Eisenbahnatlas」で言及したドイツ鉄道地図は、お楽しみに底が無い感じで、最早ドロ沼。2012年春に次女たち高校オケをおいかけたツアーでの最初の宿泊地レヴァークーゼンでのお話。二年前の3月29日朝の散歩で駅に立ち寄り、そこで周辺地図を見て、サッカー、ドイツブンデスリーガ所属のレーヴァークーゼンのホームグランドが近いの知って足を伸ばした。
ホテルからゆっくり歩いて15分の距離だった。きれいな小川の畔を歩いていると、やがて市立公園の木立の中に、鉄道線の跡を見つけた。遊園地の遊覧鉄道であるのは明らか。軌道幅は30センチくらいだった。転車台の跡まで残っていたからここを蒸気機関車が走っていたと推定したものだ。
先般、買い求めた「ドイツ鉄道地図」の146ページ、ケルン近郊の拡大図に目を凝らすと、レヴァークーゼンミッテ駅の東側に「Dampferbahn-Leverkusen」と書かれて傍らに名所の印が打ってある。あんな遊覧鉄道の廃線跡がキチンと載っていたということだ。
この手の必殺の網羅性が、なんだかドイツ人っぽい。自分たちの旅の経験が地図で裏打ちされるのは嬉しい。あの夢のような朝からもう2年。
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