謝肉祭
ドヴォルザークの作品番号92を背負う序曲。「自然と人生と愛」と命名された序曲三部作の一角を為す。アメリカに渡る直前1891年にヴィソカーの別荘で成立したと目され、プラハ大学への名誉博士号の返礼とされた。
何よりも次女たちのオーケストラの後輩37代がコンクールに取り上げたというだけで、特別な位置づけになっている。一年間をかけて磨き上げた最愛の一品である。コンクール、オーケストラフェスタ、欧州公演という具合に完成度を高めてきた。
そして鉄道特集の真っ只中で、本日このことに言及するには訳がある。1892年4月28日、序曲「謝肉祭」は作曲者自身の指揮によりプラハで初演された。スペシャルコンサートまでおよそ2週間のこの時期に作品の記念日があるというのがありがたい。律儀に言及しておくことで、ドヴォルザークのご加護を特盛で当てにする次第である。
Believe teacher,Believe friends and Believe music!
37代引退公演・第21回スペシャルコンサートまであと13日。→こちら
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