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2014年4月18日 (金)

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ブラームスを乗せて走った機関車を知りたいと調べていて見つけた。ミネルヴァ書房刊「近代ヨーロッパの探究」の14巻「鉄道」にうってつけの記事があった。1850年時点での蒸気機関車メーカーの一覧。初の製造から1850年までの製造総数と、主な納品先が書かれている。

  1. ボルジッヒ(ベルリン)51%。プロイセンの各鉄道。
  2. ケスラー(カールスルーエ)24%。バーデン、バイエルンなど。
  3. マッファイ(ミュンヘン)10%。バイエルン、ヴュルテンベルクなど。
  4. エスリンゲン(エスリンゲン)5%。ヴュルテンベルクだけ。
  5. ハルトマン(ケムニッツ)4%。ザクセン。
  6. エゲストルフ(リンデン)4%。ハノーファー、ブラウンシュヴァイク。
  7. ヘンシェル(カッセル)2%。北部鉄道など。
  8. ヴェーレルト(ベルリン)1%。プロイセン東部鉄道。

1850年の段階ではブラームスの行動範囲はハンブルク近郊に限定されていたから、ブラームスが普通に見ていた機関車はボリジヒかヘンシェルだと推定できる。レーメニとの演奏旅行では、上記2社のほかに、ハルトマンとエゲストルフが加わったものと考えられる。ドイツの蒸気機関車の2両に1両はボルジヒだったが、各領邦ごとに見ると偏在が認められる。

37代引退公演・第21回スペシャルコンサートまであと23日。→こちら

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