コーヒー断ち
次女たちの後輩が欧州公演から帰国した。とっくに帰国しているのだが、何せ今回は自分が同行していないので、前回のような記事ラッシュにはならないけれど、大きなトラブルも無くみんなが無事に帰国できた。
出発の4日前盛大な卒部式を企画して、次女たち36代を送り出してくれた後輩たちの心意気に感謝して、私は彼女らの出発の日から「無事の帰国」と「演奏会の成功」を祈ってずっと大好きなコーヒーを断っていた。2007年に長男が4週間の英国研修に出かけたときは、その間ブラームス作品を一切聴かないという「ブラームス断ち」を敢行した。今回もと思ったが、最近はブラームスを聞かない日もあるので、神様に差し出す「不自由」という意味では物足りない。そこで考えたのが「コーヒー断ち」だった。平日は一日3杯くらいは飲むコーヒーだが、これを断つことで縁起を担いだ。本当はビールを断つのがよいのだが、前回の「ブラームス断ち」で、ひょんなことから破綻した経験もあり、守れなかったら不吉なのでコーヒーにした。
帰国後最初の土曜日5日に学校を訪れた際、音楽準備室で飲んだコーヒーの味は格別だった。周囲の生徒たちの土産話を聞きながらおよそ12日ぶりのコーヒーだった。
想像を絶するスイス人ドイツ人の反応だったとだけ書いておく。
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