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2014年5月12日 (月)

子育てのエンディング

次女は我が家の末っ子。その次女は4月から大学に通っている。大学ともなれば、学費の工面は別として、子育てとしては一段落。子離れモードに切り替えて行かねばならない。

長男の出生から22年にも及んだ我が家の子育てが一区切りとなった。その最後を飾ったのが次女の高校オケ。音楽大好きの私だから願ったり叶ったりだったが、そこで得た人間関係は予想外のものだった。次女の深々とした音楽への関与は、予想できたが、次女たちオケをとりまく濃厚な人間関係は望外の収穫だった。よい歳をして高校の部活への関与がこれほど濃密で有意義になるとは思ってもみなかった。我が家の子育ての最後にそうしょっちゅうあるハズもない奇跡が待っていた。

同期のメンバーや教師との濃密な関係は、子どもたちにとっては生命線の一つなのだが、それをバックアップする保護者間の連帯が有り得ぬくらい温かかった。子どもたちが大人への階段を少しずつ上る一方で、保護者たちは学生時代さながらの交流を続けてきた。次女が卒業とともにオケを離れても、ずっと付き合っていたい友人を何人も作ることができた。娘らの部活は子どもを大人にする一方で、大人を子どもにもしてくれた。

昨日スペシャルコンサートだった。大人になった子どもたちと、子どもに帰った大人たちの交差点。

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コメント

<マックスママさま

ありがとうございます。
おかげさまでご覧いただいた通り立ち見が出るほどの大盛況でした。ただただありがたく、心の中で頭を下げ続けていました。

子どもらを後押ししなければいけないのですが、子どもたちの演奏から受け取るものの方が大きくて、気がつけばひっぱられていました。

今後とも、何卒何卒お力添えをいただきますようお願いいたします。

アルトのパパ様

こんにちは。
今頃ブログを見てスペシャルコンサートの感動に浸っています。

当日はゆっくりお話もできませんでしたが
それだけ観衆が多く、大盛況だったということですね。
ドイツを経験したせいか子供たちは本当に堂々と
素晴らしいコンサートをやってのけましたね。
最後まで爽やかなあの笑顔が本当に素敵でした。

私達夫婦のオケとの関わりは14年前、娘の部活から始まりましたが
今はもう夫婦のライフワークそのものです。
「いつもありがとうございます」と役員の方々に声をかけていただきますが、
それは私たちが言いたいこと。
こんな爽やかな感動のコンサートをいつも聞くことが出来
その上、絶対にここに関わらなければ出会うことのなかった多くのオケバカの皆さんと出会え
本当にありがとう・・・です。
これからもず~と大人顔負けの女子達の音楽を聞き
子供にかえって嬉しい話をいっぱいしましょうね!
よ・ろ・し・く!

<親1さま

ありがとうございます。この度のコメント全文を額にでも入れて飾っておきたい気分です。自分の娘のいないオケを心から愛せたことが、誇りです。こんな奇跡がメンバーを代えながらもう7回も続いているのです。

まさに世界最高の高校オケ(当社調べ)です。
今後ともいっそうのお力添えをお願いいたします。

会長様

習志野文化ホールで整理券を配られている
姿を見て、何もしない自分が恥ずかしく思い
ましたが、、、本当に有難うございました。

お陰様で、コンサートは本当に
大入満員でとても嬉しかったです。

私の母方は姉妹が多く、今回は大叔母達を
呼び寄せての鑑賞となりましたが、女性って
良いですね、皆涙を流して素直に感動してく
れました。

演奏会の成功とは何なんだろう?
一週間前の定期演奏会のラデツキーでは先生が
客席を振り向き手拍子を上手にリードして
いらっしゃいましたが、今回は一度も振り返らず、
これで最後になる37代をずっと見守って頂いた
ように思えました。
手拍子だけをとれば定期のほうが良かった。

音楽って、心で効くものなのかな?
少しは解った気がします。

最後に、
コンサートからの帰路、お菓子が一杯詰まった
袋を持った紅いネクタイの二人の女子高生が
楽しそうに明日の自分達を語っているのに
出会いました。
微笑ましい。

我家にも次女がおりますので、、、

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