プラハのケーブルカー
ブラームスがウィーンのケーブルカーを知っていたかという話について、裏づけを取ろうと調べていてお宝情報に遭遇した。
ドヴォルザークの住まいがあったジトナー通りから西北西に1500mほどの位置、モルダウ川の反対側にペトシーン山という高台がある。標高133mだがプラハ市内を眺めるには絶好のポイント。この山に麓からケーブルカーが敷かれている。今も現役のこのケーブルカーの完成は1891年だった。ブラームスは無理だが、ドヴォルザークは絶対にその存在を知っていたに決まっている。アメリカ滞在中をのぞいておよそ10年間もこのケーブルカーと同じ街に住んでいたことになる。
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