ブラームス神社

  • 道中安全祈願

おみくじ

  • テンプレート改訂しました

独逸日記

  • ドイツ鉄道博物館のおみやげ
    2012年3月28日から4月4日まで、次女の高校オケのドイツ公演を長男と追いかけた珍道中の記録。厳選写真で振り返る。

ビアライゼ

  • Schlenkerla
    自分で買い求めて賞味したビールの写真。ドイツとオーストリアの製品だけを厳選して掲載する。

カテゴリー

« Kanonenbahn | トップページ | 都市間移動 »

2014年7月11日 (金)

廃線網

記事「カルテンバッハ考」で、イシュルのカルテンバッハ駅が、今はなき狭軌鉄道ザルツカンマーグート地方鉄道の駅だったことが判明したと喜んだ。このほど買い求めた「オーストリア鉄道地図」の威力だ。役目を終えた鉄道ルートも克明に収録されているという同社の編集方針がありがたい。

そのつもりで「ドイツ鉄道地図」を見直す。役目を終えた路線が、線路撤去済みのものも、線路だけは残っているものもそれとわかるよう表示されている。薄いグレーの表示が全部それとわかると、新たな驚きが湧き上がる。ドイツ全土に廃止路線がたくさんあることだ。

ブラームスの生きた時代から第一次大戦までがドイツ帝国の最盛期だったが、ドイツ鉄道網のピークもその時期だった。自動車や航空機の台頭を待つ間と一致する。そこから鉄道は、ICEによる復権まで、ゆるやかな斜陽時代となる。採算の合わぬ鉄道がドシドシ廃止されていったことが、よくわかる。

逆に申せば、それら廃線網は、ブラームス存命時はほとんどが現役だったと考えてよい。

« Kanonenbahn | トップページ | 都市間移動 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 廃線網:

« Kanonenbahn | トップページ | 都市間移動 »

フォト

ブラームスの辞書写真集

  • Img_0012
    はじめての自費出版作品「ブラームスの辞書」の姿を公開します。 カバーも表紙もブラウン基調にしました。 A5判、上製本、400ページの厚みをご覧ください。
2024年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
無料ブログはココログ