ネラホセヴェス
ベルリンからドレスデンを経てプラハ、やがてウィーンへと走る特急列車「ヨハネス・ブラームス」号がウスティ・ナド・ラベム駅を16時19分に出発する。そこからおよそ30分プラハ駅とのほぼ中間点にあるのが無人駅ネラホセヴェスだ。ヨハネス・ブラームス号はもちろん通過する。スメタナの交響詩で有名なモルダウ川とエルベ川の合流点も近いその無人駅の至近にアントニン・ドヴォルザークの生家がある。生まれてから13歳までを過ごした家だ。
後年ドヴォルザークは鉄道を愛した。生家が駅前にあるという環境が少なからぬ影響を与えたと感じる。
プラハとウィーンの間を往復するアントニン・ドヴォルザーク号はネラホセヴェスを通ることは無いのは残念だ。ドレスデン発にしてネラホセヴェスに停車させるくらいの粋な計らいを期待したところだ。
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