応援ツアー
高校野球の全国大会。甲子園に出場が決まれば、それを応援に出かけるという文化が根付いている。かなり遠くから大型バスを連ねてというケースは珍しくはない。勝ち進んで滞在が長引き、懐具合が心配されることも多いが、このケースでは基本お金は後からついてくるようだ。
次女の後輩たちが全国大会にコマを進めた。野球で言えば甲子園なので、大型バスの隊列でも組んで、現地に乗り込めばそれなりに気合が入るのだが、野球の9イニングと違って、彼女らの出番はたったの9分だ。保護者、OG、生徒が大挙してというわけには参らぬが、バスを仕立てての応援ツアーが企画された。
出演する1,2年生の親中心なのだが、私も1泊2日でツアーに参加した。2年前次女を応援するために訪れたのと同じ、福島県郡山市だ。
20名の保護者がバスでわいわいと応援に向かった。演奏後温泉宿に投宿して、遅い夕食後、ささやかな酒宴。子どもたちの演奏を肴に懇談が深夜にまで及んだ。今の2年生は1年生のときにドイツを経験しているから、こうした遠征の機会はまことに貴重だ。これで保護者のつながりもぐっと深まる。
ここから5月のスペシャルコンサートに向かって、長い長い坂道を登るための足がかりが出来た。
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