よくいるタイプ
音楽之友社刊行の「ブラームス回想録集」3巻137ページに興味深い記述がある。友人のヴィトマンの証言だ。
ブラームスは鉄道案内を巧みに利用する術を身に付けていたと証言している。
イタリア横断旅行において鉄道をどう乗り継げばいいのかたちどころに結論を導き出し、大抵はそれが正解だったと回想する。大作曲家でありながら、その手の日常に疎くない点を絶賛している。さらに鉄道の利用に対する鋭敏な決断力に比べて、街中に出ると方向音痴になってしまうことが対照的に記述されている。
間違いない。機関車そのものに興味をもったドヴォルザークとは別種の鉄道マニアだ。初めての場所に行っても乗り換えや乗り継ぎに戸惑ったことが無い奴は割と見かける。私自身がそうだからよくわかる。
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コメント
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心強いコメントありがとうございます。お陰様で鉄道特集コンプリートです。
ふ
投稿: アルトのパパ | 2014年11月20日 (木) 12時23分
ははは、、お互いテツですね。(テツはアクセントをテに置くと、鉄道マニアの意味に変身します)
私は、大概の路線(但しJR-Eを除く)のダイヤパターンを覚えていますので、スマホは持っていません。
大体ですが、ターミナル駅において、最優等列車を毎時ちょうどに発車させて、あとは60を割る数字、たとえば5とか10とか12とかのサイクルとして、それ以下の列車については、最優等列車の1とか2とか後に追いかけさせるパターンとなっていますから、案外単純なものです。
ただ例外として、相互乗り入れが増えているので、これに当てはまらない例が増えているのは困ったものです。私の記憶力もだいぶ劣化していますから。
それではまた。
投稿: インテルメッ津オ | 2014年11月19日 (水) 21時18分