コーヒー見つけた
ブラームスの声楽作品のテキストに「コーヒー」が出てくる。おそらく一箇所だ。「49のドイツ民謡集」WoO33の27番。以前に「雪山讃歌」と似ていると指摘した作品。
一人の乙女が3人の男から意中の人を選ぶ筋書き。一人目は左官、二人目は大工、結局三人目の軽騎兵を選ぶ。軽騎兵は当時としては、あこがれの職業。最後に乙女が軽騎兵を選ぶのは、ベタな展開だが致し方あるまい。その男が毎日早起きしてコーヒーを飲むと歌われる。
バッハの名高い「コーヒーカンタータ」ほどの重要な位置付けではなくて単なる小道具だが、正規の歌曲には出現しないので貴重。
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